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●キリスト教の国には改めて驚かされる？

2009年1月20日に行われた、バラク・オバマ大統領の就任式では、「聖書」が
使われていたのを覚えていらっしゃる人も多いと思います。

これは、オバマ大統領だけでなく、歴代の大統領が皆、就任式で聖書を使って
います。

また、大統領の国民への演説では、必ずと言っていいほど、「God bless America!」
と最後に言います。これは、「アメリカに神のご加護を！」という意味になります。
つまり、政治にもキリスト教が入り込んでいる証拠です。ここが、「政教分離」を
日本国憲法上で掲げている日本とは、大きな違いです。

我々日本人が思う以上に、アメリカはキリスト教の国家です。
たとえば、ダーウィンの進化論に関しても、中西部の保守的な地域においては、
学校ではまったく教えないとするところもたくさんあります。また、保守的な
キリスト教の教えに沿う事が多い、共和党の場合、妊娠中絶を違法とする政策を
掲げる事によって、宗教的にはリベラルな民主党との対決姿勢を打ち出します。

この結果、保守的なキリスト教信者は、共和党を支援することがほとんどです。

先進国の中で、ここまで宗教が深く関わっている国は、アメリカ以外にありません。

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